【書評】ライターとしての自分と改めて向き合える1冊:『頑張ってるのに稼げない現役Webライターが毎月20万円以上稼げるようになるための強化書』著:吉見夏実

ルービックキューブ、一度もできたことないわ

わたしがライター業を始めると同時に吉見夏実さんのwebライター養成塾というサロンに入会したのがほぼ1年前。

吉見さんのご指導のおかげで先月無事会社を退職して専業になったわけですが、8月11日に吉見さんの初の著書が発売になりましたよ!

監修はあの「ブログ飯」の染谷昌利さん。豪華です。

わたしはもちろんAmazonで予約して即購入&即読破。今日のブログはこの本の書評(感想)です。

そういや吉見さん、熊野地方に来たことあるってよ

もうすぐ熊野大花火の時期だよ

このブログでは触れていませんでしたが、吉見さん、実は今年の5月に熊野地方へ遊びに来てくれたんですよ。そしてその様子を「ノマド節約術」で記事にしてくれているんです~~!ぜひその記事も読んでみてください。わたしもちょこっと写ってます(その時は顔出ししてなかったので後ろ姿とかだけど)。

そしてその時吉見さんと一緒に来てくれたのが、最近注目度ナンバーワンと名高い大阪在住のライター、ヒトミ☆クバーナさん。ヒトミさんのブログの旅行記も面白いのでぜひご一読ください。紀南地方に来てみたくなること間違いなし。

 

『頑張ってるのに稼げない現役Webライターが毎月20万円以上稼げるようになるための強化書』のざっくりとした感想

この本は「文章術」を解説している本ではありません。いわゆる「webライティング」「SEOライティング」を学びたいのであれば別の本を探すべきです。

では何が書いてあるのかというと、Webライターとして仕事をする上で意識しておきたい「仕事の進め方」「交渉術」「仕事の探し方」などです。

特に初心者がWebライターとして仕事をしていく時にひっかかりそうなポイントを的確に挙げ、一つ一つに対して具体例を交えつつ非常にわかりやすく解説しています。

読みながら「ああ、『かゆいところに手が届く』とはこういうことだなあ…」と何度も頷いてしまいました。吉見さんと同じテーブルの隣に座り、彼女の体験談を聞きつつ相談に乗ってもらっているイメージ。

「読者(=現役Webライターや今後Webライターになりたいと思っている人)が欲しがっている情報」を「わかりやすく体系立てて解説する」という、吉見さんのライターとしての能力が遺憾なく発揮されている1冊です。

 

ライター歴1年のわたしが「おっ」と思った点

わたしの仕事部屋の窓から見える風景

本当なら全文紹介したいのですがたぶんいろいろ問題があるので、わたしが「なるほどー!」「そうそう!そうだよね!」と思った点をいくつか抜粋して紹介しますね。(フセン貼りすぎたのでそこからさらに選ぶのが大変)

 

スマホ×スキマ時間でほとんどの仕事はできる(p85)

これ、以前からわたしが「自分自身の課題だな」と思っている点なんです。本文では具体的に吉見さんがどんなことをスマホでしているのかの一覧などもあるのですが、「そうか、これもスマホでできるのか!」と目から鱗がボロボロ。

情報を集めるときやまとまった文章を書くときはパソコンじゃないと…と思ってしまいがちなんですが、それは単なる思い込み。スキマ時間はだらだらSNSを見るのではなく、目的を決めてスマホ作業を仕事の一部にしよう!と思いました。

 

地雷クライアントかどうかは、ここでわかる(p132)

最近はいですが、クラウドソーシングを始めたばかりのころ、文字単価に目がくらんでやや評価低めのクライアントのプロジェクトに応募して仕事をし、いろいろ大変だったことがあります。今思うとこの本に書かれていた「報酬に目がくらむと失敗しやすい」の典型でした。わたしは実体験で学びましたが、これに目を通しておけば痛い目を見ずとも大きな失敗は防げそうですよ。

 

募集内容と依頼内容が違っていたときの、確認と交渉のポイント(p137)
「依頼される前提」で打ち合わせが進んだときの保留の仕方(p145)

ありがたいことにどちらもわたし自身は経験がないのですが、仕事を受けるときによくある話。このような細かい点まで具体例を交えて解説されています。丁寧…!

他にもたくさんあるんですが、人によって響くポイントは違うと思うので、とりあえずこのへんで。

 

専業になったこのタイミングで読めて良かった

先ほども書きましたが、わたしがライター業を始めて今月でちょうど1年になります。1年前にこの本を読んでいたら、わたしはどんな風に仕事を進めていったかな?と想像しながら読むのは楽しかったです。

わたしの現状は、直接受注とクラウドソーシングの割合が3:7もしくは2:8ほど。「クラウドソーシングを半分卒業した状態」と言えるでしょう。

そんな今だからこそ実感を持って「そうそう!それ大事だよね!」と思った部分もあれば、「ああ、わたしはこの点がまだ至らないな、次回は気をつけよう」と反省した部分も多くありました。

吉見さんのサロンやnoteで繰り返し書かれていることでも、本という媒体になることで、また違った視点から吸収できた気がします。

 

結局は「人」と「人」

早朝ウォーキング中にみつけたハートみたいな木

「好き!」と思える人と仕事をする(p155)
人のために書くことが一番「自分のため」になる(p251)

ライター業を始めた当初は訳もわからずパソコンごしのクライアントから仕事を受注して納品して…の繰り返しでしたが、最近は少しずつイベントなどにも出て行くようにしていて(田舎住まいなのでしょっちゅうは行けないのですが)、そこで出会った方からお仕事の話をいただくこともあります。

実際に会って話をして「この人の力になりたい」と思った仕事は、仕事中にその人の顔が浮かび、今まで以上に頑張れます。ライターもひとりの人間だし、当然クライアントもひとりの人間。それならやっぱり「好き」と思える人のために仕事をしたいですし、相手がそう思ってくれていたらなお嬉しいですよね。

『頑張ってるのに稼げない現役Webライターが毎月20万円以上稼げるようになるための強化書』を通して、ライターとしての具体的な仕事内容はもちろん、ライターという枠を超えて「仕事」とは何か、を考えさせられました。

専業になったこのタイミングで読めて本当に良かったです。